2015年8月1日土曜日

シャーシ

両軸用と片軸用の二種類がある。両軸用のシャーシは新しく、まだ二種類しかない。

各種シャーシのバランス表は以下。

シャーシ選びの基本は自分のやりたいセッティングや乗せたいボディで変えるものだ。(S2のマシンはこちら)ミニ四駆を始めたばかりの人は好みのデザインのボディが乗るシャーシから選ぶのが自然だ。または、どういじれば良いか情報が多いので、大会で多く使われているシャーシや、友人が使っているシャーシなども良い。

はじめのうちにいくつものシャーシをつまみ食いするよりも、一つのシャーシを極限まで使いこなせるようになり、やることがなくなった時に他のシャーシに手を出す、というほうがそれぞれの良いところ、悪いところの判断が鋭くなると思う。

「絶対これしか使わない」という姿勢は良くないが、人によっては「どうしても速くならない」と言われるシャーシでこそやる気が出たり、「何もしてないのに速い」と言われるシャーシじゃないとやる気にならない人もいる。無理に色々使う必要も無いが、メインのシャーシの新しい発見のために手を出してみるというほうが学べることは多い。

私は今のところS2にしか興味がないが、100歩譲ってARならボディに互換性があるから「それしかなくなったら使っても良いかなあ」とは思える。

印象でしかないが、ARは最初から完成度が高く、普通に丁寧に組むだけで安定するから、自分で工夫したり発見する余地が少なそう、やることがセオリー通りで全然面白くなさそう、とか思ってしまう。

もちろん肉抜き、ボディ提灯やヒクオ、スラダンなどを自作することもできるが、わざわざ自作しなくても標準で安定させられる。むしろARに関しては自作した方が精度が低くなりがちで、安定を失うことが多い気がする。標準至上主義者にはうってつけのシャーシだと思う。私にもその嗜好がないわけではないので、S2がなかったらARを使っていたと思う。

しかし現在、自作部分の精度が多少低くても許容(相殺?)してくれるシャーシというものがあり、それがVSやS2だと感じている。

ただの妄想かもしれないが、この二つはもともとそれほど安定してないので、自作パーツによって違う方向に安定が崩れることで、元々の不安定な要素が相殺する効果があるような気がする。

そういうわけで、多少でも手作りで攻略することに魅力を感じるなら今のところ、ARを使うべきではないと思っている。

面倒だったとしても手をかけ、超えられなかった壁を少しずつ超えていくのが楽しいのだ。

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